夢もこころもGARNET CROWにもらいました。
1枚の写真を添えて、日々の思いを綴っています。-こころを写真に- byふくろう




09/07/02

09/07/01
きぬかけの道にて
09/06/30
瀬田公園にて
09/06/29
こんばんは、ふくろうです。
今日は是非みなさんにお伝えしたい「今日の出来事」を書きたいと思います。もしお時間があれば是非お付き合いくださいませ。m(. .)m






僕は毎週「広告論」という講義を受けているのですが、その先生の話題は非常に興味深いもので、いつも楽しみにしています。今日は中でも特に心に響く内容でした。まず、みなさん。日本の広告、特に現在ののテレビCMについてどう思われますか。何を隠そう、本日の講義のタイトルは「日本のCMは面白くない」でした。先生はもちろんの事、学生の間でもこの事は共通認識としてあるようです。「面白くない」とは「面白い」CMと比較しての事ですが、どうやら現在の日本のCMは世界と比較して飛び抜けてその事が言えるようなんです。まずはその世界のCMをご覧ください。2007年のカンヌ国際広告祭で金獅子賞受賞のCMです。





お分かり頂けましたでしょうか。これは風力発電のCMです。少し分かり辛い方は冒頭のセリフにある「僕は」を「風は」に置き換えて、もう一度ご覧ください。きっと理解して頂けると思います。これを見てまず考えさせられる事は、「風力発電のアピール」CMを製作しようとした時、果たしてこのアイデアが思い浮かぶか、ということです。単純に風力発電の良さばかりを並べる訳じゃないんですよね。今日の講義ではたくさんの世界のCMを見ました。その中で共通して言えそうな事を挙げてみました。


・15秒CMではない
・人間性が含まれる・情がある
・視聴者の理解への信頼度が高い
・商品に対する夢、熱意、ロマンが込められている


「日本のCMは面白くない」と言う理由は、これらの逆が日本のCMだからです。最近の日本のCMの特徴は、一方通行に商品名を連呼し、有名人が登場する。とにかく認知度を上げるためのCMです。そして15秒CMをとにかく回数多く流す。こういう事が言えるのではないでしょうか。


ここまでは本日以外の講義でも触れられていた内容でしたが、今日はさらに話題が発展しました。先生は「受け手」側の問題も取り上げられたのです。つまり、見た物の表層だけで一喜一憂していないか、という事なんです。「楽しそうだから楽しい。」「悲しそうだから悲しい。」見る側が物事を水面下の狭い範囲で捉える傾向にある。一方、海外CMはもっと深い所。海で例えるなら深層海洋水の流れるような場所で考えられている。ヒューマニティが表れるのも、「見たくなるCM」になるのも、そういう「深さ」があるからだと言うのです。この事に僕はとても共感しました。良いものには「深さ」が大事だという事。物事を表面だけで考えてはいけないという事―。


最後に先生は、今後誰かが耐えかねて、現在とは逆の「面白い」CMが出てくるだろう、とおっしゃっていました。もちろん、広告界を取り巻く問題が多々ありまして、ネットの存在や企業間の競争の激しさなど。しかし何とかそれを乗り越えてもらって、日本の本来の精神は世界に負けないものがあるのだから、切実にその事を願ってしまいます。


本当にここまで、長々とお付き合いありがとうございました。自分も目指している「深層海洋水」。それを表現できているか。今日の一枚をアップして終わります。














(EOS Kiss DIGITAL)
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